あと一日に迫った。14日は衆院選の投・開票日。それにしては街行く有権者の関心がいまひとつ盛り上がらない。
報道各社は世論調査で自民党の圧勝を伝えている。
読売新聞は12日、終盤を迎えた全国各選挙区の選挙情勢を報じた。自民300議席の勢い保つ。民主横ばい。日経の終盤情勢調査では自民党は序盤の勢いを維持し、全475議席のうち、単独で300議席超をうかがう。公明党とあわせた与党では、参院で否決された法案を衆院で再可決できる3分の2(317議席)を確保しそう。
■自民300議席うかがう、与党3分の2の勢い 読売 接戦区を中心に70選挙区で世論調査
読売新聞社は14日投開票の衆院選について、全国295小選挙区のうち、接戦区を中心に70選挙区で世論調査(9~11日)を実施し、序盤情勢に取材を加味して終盤情勢を探った。
自民党は好調を維持し、単独で300議席をうかがっている。公明党と合わせた与党では定数の3分の2(317)の議席を獲得する勢いだ。一方、民主党は苦戦が続いている。維新の党は大阪府の小選挙区で追い上げている。ただ、小選挙区選で3割弱、比例選で2割が投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢は流動的な要素もある。
読売新聞社は9~11日に、14日投開票の衆院選について世論調査を行い、終盤情勢を探った。自民党は好調を維持し、小選挙区と比例選合わせて300議席をうかがっている。公明党も堅調で、与党で定数の3分の2(317)の議席を獲得する勢いだ。民主党は苦戦が続いている。維新の党は、大阪府の小選挙区などで追い上げている。ただ、小選挙区選で3割弱、比例選で2割が投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢は流動的な要素も残っている。
衆院選の調査は、2、3日に行った295全ての小選挙区対象の序盤情勢調査に続いて2回目。今回は、序盤に接戦だったところを中心に70選挙区を対象に行い、序盤の結果と全国総支局などの取材を加味して終盤情勢を探った。序盤情勢と終盤情勢を比べると、23選挙区で、当落線上で優位に立つ候補者が入れ替わり、接戦が続いていることが明らかになった。
自民、公明両党は、序盤調査で300議席を超える勢いだったが、今回も優勢であることに変わりはなかった。調査対象の70選挙区に69人の候補を擁立している自民党は、49人が接戦を繰り広げているが、優勢になった選挙区は九つ増えた。小選挙区と比例選を合わせると、公示前の293議席を超える可能性が出ている。公明党も、公示前の31議席を上回る公算が大きい。
野党は厳しい戦いを強いられている。
民主党は、70選挙区に49人を擁立しており、このうち37人が当落線上にいる。海江田代表(東京1区)、枝野幹事長(埼玉5区)、菅元首相(東京18区)は、いずれも自民党の候補者と接戦になっている。民主党は公示前の62議席は上回る情勢となっているが、大幅な上積みは難しい状況だ。
維新の党は22人を70選挙区に擁立。接戦区では、橋下共同代表の地元・大阪府など6選挙区で支持が上向いている。また、江田共同代表(神奈川8区)は、序盤から安定した戦いを進めているが、松野頼久代表代行(熊本1区)は自民党の候補者にリードを許している。維新の党は、公示前の42議席に届くかどうか微妙な情勢だ。
生活の党(公示前5議席)は生き残りをかけた戦いとなっている。小沢代表(岩手4区)は自民党の候補者と激しく争っている。
共産党は、比例選で公示前の8議席から倍増をうかがっている。(読売)
■70激戦区に絞った読売調査
読売が第二回目の衆院選調査を行ったが、295全選挙区で帰趨が決まったところは外し、70激戦区に絞ったポイント調査を実施した。読売としては初めての試みではないか。
調査時点は12月9~11日。(共同は7~8日)
ポイント調査による各選挙区では
▼北海道一区=民主党の横路元衆院議長と自民党の船橋利実前議員が接戦のまま最後まで予断を許さない情勢。
▼岩手四区=小沢一郎は生活支持層の九割をまとめ、四〇歳以上の年代でリード。自民党の藤原崇は自民党支持層の七割を固め、二〇~三〇代で六割以上の支持を集めて、横並びのまま終盤にもつれ込んでいる。
まさに接戦模様となったので、下村文科相、丸山参議院議員が藤原・西和賀総決起大会に参加して気声をあげれば、小沢は西和賀湯本の体育館で演説会。必死の攻防が続いている。
▼栃木三区=自民党の梁和生と無所属の渡辺喜美が接戦のまま終盤にもつれ込んでいる。梁は自民党支持層の六割超をまとめた。みんなの解党で無所属となった渡辺は、個人後援会の引き締めをはかる。
▼東京一区=自民党の山田美樹前議員と民主党の海江田党代表が接戦。山田は自民党支持層の七割を固め、全年齢層から支持を集めている。前回、山田に敗れ、比例復活した海江田は党代表の名にかけても負けられない戦い。
▼東京一八区=自民党の土屋正忠と民主党の菅元首相が接戦。土屋は自民党支持層の八割、公明党支持層の六割を固めた。菅は民主党支持層の九割の支持を集めた。
▼大阪一〇区=民主党の辻元清美、維新の松浪健太、自民党の大隈和英の三者が一線に並んで激戦となった。辻元は知名度を生かして無党派層に浸透、民主党支持層の八割を固めた。大隈は自民、公明支持層の六割程度しか取り込めていない。
▼大阪一一区=自民党の佐藤ゆかりは参院からの落下傘候補。佐藤は商工自営業者や専業主婦層の支持で民主党の平野博文や維新の伊東信久を上回る。平野は民主党支持層をほぼ固め、伊東は維新支持層の七割を固めた。
▼熊本一区=維新の松野頼久と自民党の木原稔が競り合っていたが、木原が一歩抜け出して優位に戦いを進めている。
杜父魚文庫が
17936 読売が重点70選挙区でポイント調査 古澤襄
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