■NYタイムズは「メディアのグローバル化への動きを浮き彫りにした」
【ベルリン=宮下日出男】日本経済新聞社の英有力経済紙フィナンシャル・タイムズ・グループ(FT)の買収をめぐっては、欧米メディアも大きな驚きと関心を持って報じた。
ロイター通信は日経について「日本では影響力を持つが、国外ではほとんど知られていない」とし、「世界の一流経済紙」の買収を「クーデター」とも表現。英紙ガーディアン(電子版)は「(ロンドンの金融街)シティーの象徴が日本企業に売却」と伝えた。
日経と争った独メディア大手アクセル・シュプリンガー傘下の独紙ウェルトは24日、今回の買収劇を短く伝えるのみだったが、独誌シュピーゲル(電子版)は「アクセル社の敗北」とした。一方、独経済紙ハンデルスブラットは高額なコストのためアクセル社が断念したと解説した。
欧米メディアは世界に与える影響にも着目。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は「メディアのグローバル化への動きを浮き彫りにした」とし、ガーディアンも「業界のデジタル化とグローバル化において興味深い」とした。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は日本メディアが欧米のメディアよりも、取材対象の企業や政府に配慮する傾向があるとし、「文化の違い」が今後、課題となりうるとも指摘した。(産経)
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