福田首相は年頭の記者会見で一月中旬にも予想されていた内閣改造を行わないと表明した。森元首相が唱えた福田カラーを出す改造人事は見送る。暮から正月にかけて一人で考えた末の結論。
「改造をした方がいいという意見もたくさんあった」とも述べた。無下に森氏の提案を退けたわけではないと気配りもみせている。
同じ頃、小泉元首相の秘書官だった飯島勲氏はテレビの単独インタビューで「年内解散はあり得ない。来年の任期満了選挙になる」と断言した。飯島氏は小泉氏とは決別したとみられていたが、毎日のように小泉事務所から相談の連絡を受けている。
一般的には解散は今年中に行われるとみる向きが多い。週刊誌の中には自民201議席、民主220議席と民主党の圧勝予測をするところも早々と出た。その一方で小池百合子内閣で自民・公明の圧勝予測の週刊誌も同時発売。
何といっても今は書き得。選挙がある頃には週刊誌の予測記事などは忘れ去られている。
ただ気になるのは人気が落ちてきた福田政権の支持率浮揚を狙った一月内閣改造が見送られたことである。安定感が売り物だった福田内閣は、ここにきて支持率がジリジリと下降現象をみせている。
この状況下で通常国会では、新テロ特措法案や予算関連法案の強行採決を迫られる。支持率の低下に歯止めがかからないまま洞爺湖サミット後の解散・総選挙ができるのだろうか。飯島氏がいう来年の任期満了選挙がにわかに現実味を帯びる。それが福田首相の下で行われるかは別の話となる。
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1346 内閣改造は見送り、年内解散も? 古沢襄
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