対円レートで人民元は逆に激安。15円台から12円台に下落した。2010年9月13日、中国の通貨人民元は対ドルレートで6・75を更新し、未曾有の高値となった。米国の元高圧力に巧妙に応じた格好だが、日本と円と比較すると、まったく逆なのである。
リーマンショック以後、日本の円高がすすみ、一ドル=110円台から、84円台。当時、人民元は対ドルレートで6・9前後だった。これを邦貨換算すると、1人民元が15円90銭から、現在12円60銭となる。
大連、天津、北京、上海など日本円が通じる場所で、年初来、筆者が肌で感じてきた円の奇妙なほどの強さ、そして中国人が人民元の支払いより円貨での支払いを本能的に好んでいる事態を目撃してきた。
表向き、まだ尖閣問題で対日批判が続いているが、裏の心理は対日信頼度がますます高まっている。GDP世界第二位の自信が、個々の中国人に露骨に現れてこないのも奇妙といえば、奇妙なことではないのか。きっとナニカアル。
杜父魚文庫
6240 未曾有の人民元高をどう読むか? 対ドルレートで高騰だが 宮崎正弘
宮崎正弘
コメント
中国元はあれこれ理由をつけて米ドルにリンクしていると考えて良いのでは。ふつうの通貨だったら、あれ程外貨が貯まれば3割切上げられてもおかしくないと思われます。1ドル5元となれば、1元17円です。それが12.6円なので見方によれば失業を日本に輸出してます。しかし米国にとっては元が切上げられないので物価を安く保てます。米国はお札を刷れば良いからです。中国の人が日本のマンション土地を買っています。ドルも元も信用していないからだと思われます。ドルも元もユーロも信用創造しすぎなのでは。悪者が3人いるというのは多数決から言っておかしいので、馬鹿者が1人いるというべきなのでしょうか。野田財務大臣が中国の国債を買いたいといったそうですが、正気でしょうか。日本人だけが馬鹿を見ているような気がしております。普通に考えれば、日本円が上がるということは、政策よろしきを得れば、日本の土地と株の値段をあげることができるのだと愚考しております。日本の資産を安売りすることなく、資産デフレを止め、手元のキャッシュを増やして技術開発要員の雇用を増やし経済の活性化する政策を期待しております。図らずも日本円が国際通貨になりつつあるので、自衛隊に強化してもらわないと、どこかの漁船がミサイルを発射して円暴落なんてことになったらもっと大変ですから。