11647 あのアルジェリア、政府系ファンドは567億ドル  宮崎正弘

原油とガスで豊かになったアフリカ諸国の「国富ファンド」は14。世界一の国富ファンドは中国である。CIC(中国国際投資)の規模は推定で5000億ドル規模。米国債のほか、日本国債を3兆円程度、日本株を4兆円近く保有するほか、外貨市場でも豪ドルなどへ投機を重ねている。
CICは日本の優良企業の大株主となっており、心理的脅威である。
世界第二位の国富ファンドはサウジアラビアなど中東諸国のほか、リーカンユー一族のシンガポール「テマサク」が躍進している。
この列に、かのアフリカ諸国が原油、ガス、ダイアモンドの輸出好景気を背景に「国富ファンド」を設立し、果敢に世界の企業、株式、債権に投資を試みる。
もともとは1994年に、ダイアモンド景気であてたボツワナが設立、いまではアフリカで14の国々が参加しており、最大規模はリビアの650億ドル。二番手はアルジェリアで567億ドルの規模をほこるまでに成長した。
これらのアフリカ「国富ファンド」が、急騰する日本企業株へ参入するか、どうか。今後の注目である。
 
杜父魚文庫

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