杉浦正章

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15545 集団的自衛権で「転ぶ人」続出   杉浦正章

■公明党も遅かれ早かれ容認か江戸幕府のキリシタン弾圧・拷問により、信仰を捨てた宣教師を転びバテレンと言うが、このところ集団的自衛権の憲法解釈をめぐって、転ぶ人、転びそうな人が続出している。まず解釈改憲反対の牙城であった、内閣法制局が転んだ。...
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15538 日韓1両損で関係改善を   杉浦正章

■安倍もここは我慢のしどころだ聖書に困難なものの例えに「針の穴にラクダを通す」があるが、まさに日韓和解はその表現通りに至難の業である。しかしここは両国が譲歩するしか道はない。米国も国務長官・ケリーの訪韓を機会に「仲介」への動きを活発化させ、...
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15515 周永康事件で中国政界に激震か   杉浦正章

■習近平への権力集中確立へ安倍の靖国参拝へのデモも抑えているし、米軍機の示威行動も黙殺しているから、どうも中国が大人しすぎると思っていたら、国内が大変なのだ。共産党政権発足以来の大疑獄が3月にも摘発される様相となってきた。既に自宅軟禁状態に...
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15490 一泊でも国賓待遇で中韓けん制を   杉浦正章

■~オバマ来日~「新型大国論」傾斜で米にクギを刺せ日本外交はもう少し自信を持った方がよい。国力が衰退気味の米国にしてみれば、GDP3位の日本なしに極東戦略は展開できない。大統領・オバマを国賓待遇とすることは対中国、韓国を“けん制”する意味合...
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15478 民主は鵺(ぬえ)政党か   杉浦正章

■舌禍すれすれの安倍発言にも沈黙国会論議が深まるにつれて際立つのが民主党の体たらくだ。伝説の怪獣・鵺のようでとりとめもない。一方でバランスを崩しそうな首相・安倍晋三の「前のめり答弁」も目立つ。代表・海江田万里以下誰が質問に立っても、首相・安...
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15398 市長選で橋下都構想に弾みは付かぬ   杉浦正章

■選挙私物化に中央政界は総スカン 大阪のだだっ子が最後の勝負に出た。議会でいじめられたから「お母ちゃん」とばかりに有権者に抱きつく究極のポピュリズムだ。しかし主要政党が対立候補を擁立しないから市長・橋下徹は一人相撲を余儀なくされる。勝つのが...
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15390 第2次小泉劇場は細川大敗北で幕   杉浦正章

■原発ゼロ争点化に失敗「仁王経」に「盛者必衰、実者必虚」とある。盛んな者はやがて衰え、満ちている者はやがてからっぽになるという教えである。『平家物語』の冒頭「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理(ことわり)をあらわす」はこの仁王経にに基づいたもの...
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15362 山口は安倍との暗闘で敗色濃い   杉浦正章

■集団自衛権は妥協の流れだろう暗闘は暗闘のまま終わって政権分裂というような事態には至らないのではないか。首相・安倍晋三と公明党代表・山口那津男の関係である。集団的自衛権や教育改革をめぐって政権成立以来の“確執”が春以降最終局面を迎えるが、ど...
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15358 北朝鮮の“軟化”が目立ち始めた   杉浦正章

■米国も極東外交に本腰極東情勢の焦点は北朝鮮の“軟化”をどう見るかだ。金正恩はまるで張成沢処刑に伴う対外的な悪印象の軽減をはかるかのように、対話攻勢を強め始めた。これに対して米国も高官を次々に極東に派遣、何をするか分からない金正恩の出方を探...
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15348 通常国会は「責任野党」との連携が軸   杉浦正章

■民主党は孤立化の様相論戦の火ぶたを切った代表質問を通じて出てきたキーワードは「責任野党」だ。通常国会はこのキーワードを軸に展開する。その構図は自公連立を軸に、維新、みんな両党との部分連合の流れであり、主要野党で民主党の孤立化は明白となった...