青海省玉樹県大地震より共産党幹部の心理を揺らした事件とは・・・。重慶司法局長兼マフィアのボス兼高利貸しの元締めに死刑判決。
重慶の政変劇もいよいよ終盤戦。1500余人を一斉に逮捕し、数百を起訴に追い込んだ重慶の綱紀粛正キャンペーンで、最後の大物=文強(元重慶司法局長兼任)に死刑判決が下った。中国全土の庶民は、このニュースに快哉をあげた。共産党幹部の多くは沈黙した。
4月14日、重慶第五中級人民法院は、前の司法局書記兼局長だった文強に死刑を言い渡し、黒社会の犯罪をかばい、賄賂を受け取り、強姦をなした罪により全財産を没収するとした。
従犯の黄代強(前刑事警察総隊副隊長)には収賄、マフィア犯罪黙認などにより20年の懲役。個人資産30万元を没収のほか、罰金220万元。
同じく趙利明(前交通治安副隊長)は懲役17年半。個人資産10万元没収。同じく陳涛因(前公安総隊副隊長)は懲役19年半。個人資産10万元没収。
かれらは司法、公安、警察の大幹部でありながら、マフィアや犯罪組織と深く繋がり、犯罪を黙認し巨額の賄賂を得ていた。
その夫人や情婦らは高利貸し、売春宿の経営などありとあらゆる闇のビジネスにも手を染め、重慶特別市の夜の世界に君臨した。まさに重慶では、いや重慶でも、長谷川平蔵と石川五右衛門は同一人物だったわけだ。
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5385 重慶の政変で最後の大物に死刑判決 宮崎正弘
宮崎正弘
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