7399 首相側近の引責辞任で政権また打撃 古沢襄

悪いときには悪いことが重なる・・・菅首相のお膝元である菅グループの重鎮が、韓国で竹島の領有権を否定したと聞いて、首相もわが耳を疑ったであろう。日本のメデイアよりも韓国のメデイアが大きく扱って、もはや思い違いとか、言い違いだと逃れるわけにはいかない。
ソウルから聯合ニュースが2007年に次の様に伝えている。
朝鮮半島の和解と平和を願う「2007釜山-板門店-平壌(PPP)>十字架大行進」に参加するため訪韓している、日韓キリスト教議員連盟代表の土肥隆一・衆議院議員ら日本のキリスト教関係者が14日、韓日の過去史に対する謝罪文を発表した。(2007年)
土肥議員らは謝罪文を通じ、「日本人は天皇を現人神とする偶像崇拝の罪を犯し、韓国人にも偶像崇拝を強要しただけでなく、植民地や占領地に神社や神宮を立て参拝を強要した。過去を振り返り、われわれ日本人が犯した罪を主の名の下に告白し、謝罪する」と述べた。
続けて、「1938年に日本の教会代表者が警察とともに北朝鮮・平壌の教会を訪れ神社参拝を強要し、堤岩里教会では放火し住民を殺す行為まで行った。日本が国としてアジア諸国を侵略し住民らに苦痛を与えた際、海外の占領地では国家政策に追従する伝道活動を行い、国内では必勝祈願会を開き、戦闘機を購入するための献納・献金を主導した」と告白した。
その上で、十字架大行進に参加した日本人代表団は、日本の犯した罪が日本人の罪であることを認め、韓国人と韓国の教会に伏して謝罪すると述べた。韓国の植民地解放62周年を迎え、未来志向的な韓日関係を築くため、日本政府が悔い改め、謝罪する必要があると強調している。 
これに対し、韓日キリスト教議員連盟の代表を務める金泳鎮(キム・ヨンジン)元農林部長官らは、「許しは被害者が加害者に与えられる最高の贈り物。祖先が受けた苦痛の記憶を忘れてはならないが、われわれがキリストの十字架精神をみせるとき、韓国と日本は本当に近い国になれるだろう」と述べた。(聯合)
2010年(平成22年)8月19日には、民主党所属の国会議員として「韓日過去史の解決と未来に向けた平和議員会議」に参加し、韓国の国会議員との間で日本による韓国併合の違法性、戦後補償と慰安婦問題、在日韓国人の地方参政権問題などの解決方法について議論した。一貫して韓国に対する謝罪外交が土肥議員の基本姿勢であろう。
<民主党の土肥隆一衆院議員は10日夕、衆院議員会館で記者会見し、竹島(韓国名・独島)の領有権主張の中止を日本政府に求めた共同宣言文を韓国の議員とともに発表した問題で、「政治的責任は免れない。全ての役職を辞退したい」と述べ、衆院政治倫理審査会会長と党常任幹事会議長の役職を辞任する意向を表明した。
土肥氏は、菅直人首相グループの幹部。野党側は「国会議員として不適格」として土肥氏を厳しく批判し、首相の責任も含めて追及。土肥氏の問題は、菅政権への新たな打撃となり、首相の対応も問われそうだ。
土肥氏は先月27日に「キリスト教議員連盟」の日本側会長として訪韓。「日本政府は歴史教科書の歪曲(わいきょく)と竹島領有権主張で平和を傷つけようとする試みを中止しなければならない」などとする共同宣言文に名を連ねた。
会見で土肥氏は「共同宣言の文面を十分に精査しなかった」と釈明。「キリスト者として(韓国側と)交流しており、あまり国家を背負った意識はなかった」と述べた。一方で、韓国による竹島の実効支配については「不法占拠だ」と明言した。
これに関連し、首相は10日の参院予算委員会で自民党の世耕弘成氏の質問に答え、土肥氏の行動について「極めて遺憾だ。竹島はわが国固有の領土であり、そのことは変わりない事実だ」と強調した。 
一方、自民党の谷垣禎一総裁は同日の記者会見で、「日本の主権を否定しており、まさに恥ずべき行動だ」と土肥氏を批判。首相に対しても「党代表として責任ある対応をすべきだ」と断じた。同党内には議員辞職勧告決議案の提出も検討すべきだとの意見もあり、山本一太参院政審会長は「議員辞職にも当たる話だ」と指摘した。公明党の山口那津男代表も党の会合で「菅政権が足元から崩れてきていることが明らかになった。民主党の代表としてきちんとけじめを付けるべきだ」と訴えた。(時事)>
杜父魚文庫

コメント

タイトルとURLをコピーしました