9036 共和党保守派からも票を奪ったロムニー氏  古沢襄

NHKによればアメリカ大統領選挙の共和党・候補者選びは西部ネバダ州で党員集会が行われ、穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事が課題だった保守層からの支持も集めて圧勝することが確実になった。
米主要メディアが党員集会の会場で行った調査によると、自分は保守派だと認識している人のうち、▽ロムニー氏に投票したと答えた人は54%に上って、▽保守派のギングリッチ氏の21%を大きく上回った。
オバマ大統領の再選を阻止する共和党のカードとして、景気の低迷が長引くなかで、ロムニー氏の元企業経営者としての手腕への期待が、共和党保守層にも広がっていることを示した。
<アメリカ大統領選挙の野党共和党の候補者選びは西部ネバダ州で党員集会が行われ、穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事が課題だった保守層からの支持も集めて圧勝することが確実になり、11の州で一斉に投票が行われる来月のスーパーチューズデーに向けてさらに弾みをつけました。
西部の州では最初となるネバダ州の党員集会が4日行われ、ABCテレビによりますと、集計率43%で、▽穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事が42%の票を獲得し、▽保守派のギングリッチ元下院議長が26%、▽保守派のポール下院議員が18%、▽保守派のサントラム元上院議員が13%で、ABCテレビはロムニー氏が大差での勝利を確実にしたと伝えました。
ロムニー氏はこれで、序盤の5つの州のうち3つで勝利を収めることになります。ロムニー氏は支持者を前に演説し、「オバマ大統領の失政のせいで経済は低迷を続けている。アメリカは経済を理解し、立て直せる大統領を必要としており、自分こそがそれにふさわしい」と述べて、指名獲得に向けて強い意気込みを示しました。
主要メディアが党員集会の会場で行った調査によりますと、自分は保守派だと認識している人のうち、▽ロムニー氏に投票したと答えた人は54%に上って、▽保守派のギングリッチ氏の21%を大きく上回りました。
また、候補者を選ぶうえで「経済」が最も重要だと答えた人は54%に上り、その6割余りがロムニー氏に投票していて、景気の低迷が長引くなか、元企業経営者としての手腕への期待がロムニー氏にとって課題だった保守層の支持獲得につながった形です。ロムニー氏は今月投票が予定されているコロラド州やミシガン州などでも優勢が伝えられており、11の州で一斉に投票が行われ、共和党の候補者選びの最大の山場となる来月6日のスーパーチューズデーに向けてさらに弾みをつけました。
一方、全米の世論調査ではロムニー氏と肩を並べているギングリッチ氏は、基盤の保守層の支持を奪われ、今後、戦略の立て直しを迫られることになりそうです。(NHK)>
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