14036 NHKがネットの「県版ニュース」  古澤襄

9月20日に杜父魚ブログをみた読者は岩手県で839人、長野県で808人。父と母の故郷でこれだけの多くの読者がいることは嬉しい。
私にとって故郷が二つある思いがする。
それだけに岩手と信州の地元ニュースが気にかかる。岩手については仙台の河北新報、盛岡の岩手日報をネット・ニュースで毎日読んでいる。信州は長野の信濃毎日・・・。
これが結構、手間がかかる。
ところがNHKが、新聞でいう「県版ニュース」をネットで報じていた。全国で二つの県に限って一度で地方ニュースが読めるサービスをしている。20日を例にすると、
■岩手
ILC誘致 数年かけて判断
知事が八幡平の大雨被害視察
松川を水位周知河川に指定へ
新米の品質検査始まる
久慈秋まつりにあまちゃんも
釜石の新魚市場にサンマ船
秋の交通安全運動始まる
■信州
飯山線の不通区間あす再開へ
駒ヶ根市職員わいせつで停職
バイオトイレ 実証事業に
阿智村の断水復旧へ
三才山トンネル通行止解除
台風被害リンゴ畑消毒作業
新型iPhone販売開始
大東京は地方出身者の二世、三世の住人の街といえる。私は東京新宿区西大久保で生まれた東京育ちだが、父は岩手生まれ、母は信州生まれ。
戦争が敗色濃くなり、B29の爆撃が激しくなった昭和19年12月に東京を脱出して疎開することになった。旧制中学の一年生だった息子の疎開先で、父と母が口論となった記憶が残る。
父は自分の母校である盛岡中学の寄宿舎に入れるといって譲らない。母は実家がある信州の上田中学に疎開させると珍しく父に逆らった。この口論で母が勝って私は上田中学で四年生になるまで通学することになった。
東京っ子の私は、真田一族で知られた上田で多感な少年時代を過ごした。地方好きの性格はこの経験が影響している。共同通信社に入って最初の赴任先は仙台。父が盛岡中学を出て、仙台の第二高等学校で学んだ土地であった。
蔵王おろしの冷たい風に吹かれてサツ回りをした日々が懐かしい。人間なんて地縁、血縁の枠内で生きているとあらためて思っている。
杜父魚文庫

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