■彼の本音は香港から逃げ出すこと、すなわち「奔香投欧」だ
「奔香投欧」という新造語、華字紙にあふれ出した。意味するところは香港から欧州へ逃げるということである。
1月9日、香港最大財閥の李嘉誠が記者会見し、傘下の長江実業と和記(ハッチソン集団)を合併し、効率的組織に改編するとした。香港株式市場は、このニュースに反応し、長江実業の株価は19%も跳ね上がった。
李嘉誠はすでに大陸に投資したショッピングモールや「北京の銀座」といわれる王府井の複合ビルなど主要な不動産を2012年までに静かに売り抜け、その額は700億香港ドル(邦貨換算1兆円強)に達している。
かわりに李嘉誠がのめり込んでいるのはロンドンでの高層マンション団地開発など、大半が欧州ならびにカナダである。
しかも多維新聞網(1月12日)に拠れば、李嘉誠の新会社投機はケイマン島に移管するという。
同島はタックスヘブン、香港籍をはなれて一気呵成にグルーバル企業として生まれ変わり、中国共産党の支配する香港を離れる狙いがある。
とくに「占中」(セントラル地区を占拠した香港学生らの「雨傘革命」)に対する中国の干渉と弾圧を目撃し、李ら香港財界人はいよいよ中国を見捨てる覚悟を固めたのではないのか。
同日、香港でたたかうリベラルなメディア「リンゴ日報」の本社に共産党の第五列と見られるテロリストが襲撃し、放火するという事件もおきた。同社社長の黎智英は、雨傘革命の最大スポンサーだった。
集会の先頭に立って若者等を激励していた。
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