小池元防衛相とバトルを演じた守屋前防衛次官が、防衛専門商社・「山田洋行」(東京都港区)と度重なるゴルフをしていたと暴露された。山田洋行と守屋氏の親密な関係は、安倍内閣の末期に夕刊紙「日刊ゲンダイ」で報じられたことがある。
それによると東京地検特捜部が近々防衛利権にメスを入れる噂があって、その名簿には守屋氏の名前も取りざたされているという内容。参院選直後から特捜部が山田洋行の役員を順番に出頭させ参考人として事情を聴いたという情報もあった。
昨年来、山田洋行は経営陣の内紛で新たに設立した新会社の間で利権争いがおこり、民事法廷でゴタゴタが続いていた。しかし、いわゆる「民ゴロ」の段階で、特捜部が乗り出す事件性には至らないとみられていた。
今回も防衛省の事務方トップが受注業者とゴルフを行うのは、自衛隊員倫理規程に反する不適切な行為として指弾されねばならぬが、防衛利権をめぐる政界疑獄に発展する可能性は薄い。
とはいうものの防衛省のドンといわれた守屋前防衛次官が、山田洋行の元専務と年間約30回もゴルフをしていたことは、癒着と疑われても仕方あるまい。元専務は山田洋行を辞任後、防衛専門商社「日本ミライズ」(東京都港区)を設立して、現在も同社の社長である。山田洋行との間で商権や引き抜きを巡る民事訴訟が行われ係争中である。
民主党にとっては、棚からボタ餅が降ってきた話。国会の委員会に守屋前防衛次官を証人喚問すると勢いづく。「日本ミライズ」社長の参考人招致も要求するかもしれない。石破防衛相や久間元防衛相の監督責任を追及することになる。単なるゴルフ話で終わらずに瓢箪から駒が出るかもしれない。
1084 守屋前防衛次官が再登場 古沢襄
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