18449 米議員団、安倍政権に圧力    古沢襄

■TPP早期合意に期待
 

【東京】来日中のポール・ライアン米下院歳入委員長(共和、ウィスコンシン州)は19日、日本記者クラブで会見し、環太平洋連携協定(TPP)交渉に関連して、議会は今春にオバマ大統領に貿易交渉促進権限(TPA)を付与すると表明し、安倍晋三首相に対し大胆な市場開放を求めた。

日本側には、TPP交渉で米政府に思い切った譲歩を示しても、議会が承認を拒否するのではないかとの懸念があり、米議会が大統領にTPAを付与するかどうかがTPP交渉のカギとなっている。

ライアン委員長は「議会は今春にTPA付与法案を承認するだろう。そうなれば本腰を入れて交渉できるようになろう」とし、「その結果TPP交渉は程なく妥結となろう」と述べた。同委員長は7人からなる訪日議員団の団長で、下院歳入委は通商法案を所管する。

議員団の一人である民主党のグレゴリー・ミークス下院議員(ニューヨーク州)も、「TPPはオバマ大統領の最優先課題の一つだ」と指摘し、TPPの重要性を強調した。その一方で、「日米両国が恩恵を受けられるような高水準のものでなければならない。そうでなければ、議会の承認を得るのは難しくなる」とくぎを刺した。

ライアン委員長はさらに、「TPPは米日同盟をさらに強固なものにし、両国間の成長を促すだろう」と述べた。さらに安倍首相が打ち出している成長戦略の第3の矢である構造改革への期待を表明し「第3の矢が完全に実施されれば、日本経済の競争力は強化され、成長を促進するだろう」と語った。(米ウオールストリートジャーナル)

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