加瀬英明

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19968 「憲法9条」では平和は守れない   加瀨英明

米原子力空母『ロナルド・レーガン』が原子力空母『ジョージ・ワシントン』と交替して、横須賀に入港した。テレビでその勇姿をみたが、排水量9万7千トンだけあって、さすがに堂々としていた。これから、しばらくのあいだ、横須賀を母港として、朝鮮半島や、...
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19167 日本の理想を実現した大東亜会議とAA会議   加瀨英明

4月に、インドネシアのジャカルタにおいて、アジア・アフリカ会議60周年記念首脳会議が催された。バンドン会議、あるいはAA会議とも呼ばれた。安倍首相が日本が引き続きアジアにおける平和の構築と、アジア・アフリカの成長に貢献してゆくと、演説したが...
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18774 煙草を掌で消した政治家    加瀨英明

昭和32(1957)年のある日、私は園田直(すなお)代議士と一緒に、ニューヨークのウォルドーフ・アストリア・ホテルのエレベーターに乗っていた。引退したマッカーサー元帥に会いに行くためである。後に福田赳夫内閣、大平内閣、鈴木内閣で外務大臣を務...
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18666 “70周年”に露・中・米がこだわる理由    加瀨英明

安倍政権は戦後70周年に当たる談話を出すのをめぐって、苦慮している。新しい首相談話を発表する8月は、日本にとって重い夏となる。ワシントンから再三にわたって、村山談話、河野官房長官談話を「継承」し、先の大戦に対する反省を繰り返すように求められ...
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18387 日本人を蝕む西洋化という病    加瀨英明

新年が巡ってくるたびに、毎年、日本らしさが、失われてゆく。嘆かわしい。家の近くを通ると、クリスマスツリーや、樅(もみ)の枝輪や、ポインセチアが飾られて、まるでアメリカの街にいるような錯覚にとらわれる。クリスマスが近づくと、テレビがサンタクロ...
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18177 外交は毅然たる態度と“自尊”で    加瀨英明

安倍内閣が登場してから、2年たたないうちに、日本は久しぶりに全世界が認めるリーダーを、持つようになった。私はワシントンに通っているが、オバマ政権を含めて、アメリカの対日観が大きく変わった。この1年で、安倍首相の存在感が大きなものとなったこと...
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17906 「侍日本」から「幼児日本」へ     加瀬英明

本稿を総選挙の結果がでる前に、書いているが、日本国民が幼児化してしまったことを、慨嘆しなければならない。アメリカでオバマ大統領が指導力(リーダーシップ)を失って、内に籠るようになったために、世界が騒然となっているというのに、自民党の最大の選...
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17886 日本の政治風土を考える 総理と大統領の違い    加瀬英明

10月に、ワシントンに戻った。国務省の元日本担当者で、国防大学の教授をつとめている友人と、昼食をとった。すると、「安倍首相は日本にとって、久し振りに世界に通用するリーダーだ。ところが、安倍内閣は順調だったのに、どうして2年しかたたないのに、...
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17878 「5千円札に学ぶ」    加瀬英明

今年は、日清戦争開戦から、120年目に当たった。5千円札を使う時に、手に取って、よく見てほしい。樋口一葉の肖像が、あしらわれている。一葉はペンネームで、本名をなつといった。なつの肖像は、生涯でたった1回だけ、写真館で撮った写真が、もとになっ...
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17625 日本の新聞は再生できるか     加瀬英明

新聞界に王者として君臨してきた、朝日新聞の落日が始まった。朝日新聞社は8月に、いわゆる従軍慰安婦について、32年間にもわたって読者を騙して、虚偽報道を行ってきたことを認めて、撤回した。社長が逃げ隠れしていたが、何日もたった後に、謝罪記者会見...