2007-09

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999 ワシントン・ポストの日本批判 古沢襄

ワシントン・ポストは米国の一地方紙だが、ボブ・ウッドワードとカール・バーンスタイン両記者がウォーターゲート事件をすっぱ抜いて国際的な名声を得た。ワシントンDCで最大の発行部数を持ち、最古の歴史を誇る新聞である。それが13日の社説で「日本の後...
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998 三段論法の二人だが 渡部亮次郎

三段論法(さんだんろんぽう ギリシア語 syllogismos)は、「大前提」「小前提」「結論」の三つの命題から成る推論規則である。アリストテレスによって整備された。「大前提」に法則的に導き出される一般的な原理を置き、「小前提」に目前の具体...
宮崎正弘

997 中国ハイテク部隊のハッカー攻撃 宮崎正弘

台湾侵攻直前にペンタゴン出動を遅滞させる目的。ペンタゴンの機密情報ネットワークへはまだ踏み込んでいないが・・・。昨今、欧米の軍事関係者を驚かせたのは中国のハッカー攻撃の能力が格段の進歩を示したことである。広東、蘭州および北京にある中国各軍管...
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996 地方党員の票の出方に注目 古沢襄

自民党の総裁選挙の選挙戦がスタートした。リベラル色が濃い福田康夫氏と新保守主義の安倍首相に近い国家観の持ち主である麻生太郎氏の一騎打ちには興味がある。国会議員票では福田氏が圧倒的に有利なのだが、むしろ地方票141票の出方の方に勝敗は度外視し...
宮崎正弘

995 米国は金利下げ、中国は金利上げ 宮崎正弘

中国が恐れ始めた猛烈インフレ、日本への影響も深刻に日本のスーパー・マーケットに異変が起きている。インフレが忍び寄っていることだ。原因は中国ばかりではない。猛毒食品と不良品が「国産」嗜好ムードを呼び込み、ならばと、たとえば魚介輸入業者は輸入鰻...
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994 世論調査も福田支持がトップ 古沢襄

共同通信社の世論調査で次期首相にふさわしい人に福田康夫氏がトップとなった。自民党内の支持だけでなく、国民の間でも支持する空気が広がっていることを示している。<共同通信社は13、14両日、安倍晋三首相の退陣表明を受けて全国緊急世論調査を実施。...
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993 奇想天外の政界劇 古沢襄

政界のフィクサーと言われた辻嘉六氏のお嬢さん(と言っても九十歳の高齢なのだが)のパーテイに私の次女を連れて顔を出したのが半年前のことになる。ホテルオークラの大広間を埋め尽くした政財官界の大物が揃って並び立った盛況ぶりに驚いた。車椅子の宮沢喜...
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992 韓国紙が福田氏を歓迎 古沢襄

韓国の中央日報が福田康夫氏について詳しく報道している。安倍首相の退陣によって後継首相は福田氏とする一方で「韓中との関係を重視するハト派」の登場と歓迎している。日本の政情について、これだけ微にいり細にわたって紹介するのは珍しい。<日本政界が荒...
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991 福田圧勝の悲劇 渡部亮次郎

以下の世論調査は、我々日本国民の政治レベルの低さを表しており、自民党内がこの「世論」に従うとなれば総裁選挙は福田康夫氏の圧勝であり、それはとりもなおさず「悲劇」である。<毎日世論調査 安倍政権「評価しない」が74%毎日新聞が7~9日に実施し...
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990 リベラル福田康夫氏とは? 古沢襄

自民党総裁選はリベラル福田康夫氏が優位に立ったという。リベラルとは米国では左寄りのスタンス。新保守主義の色濃い安倍首相が挫折したことによって、自民党内にある振り子の原理が作動して、時計の針が左に振れたともいえる。党内に旧社会党グループを抱え...