2007-09

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1009 憲法改正発議を棚上げ 古沢襄

福田康夫氏は十八日、共同通信社の単独インタビューに応じて、自民党が参院選で公約した「三年後の憲法改正発議」を事実上棚上げする意向を表明した。参院選で自民党が大敗し、野党が参院の主導権を握った現状を直視し、現実的な選択をしたことになる。前国会...
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1008 ”風の街”ウラジオストック 古沢襄

宮崎正弘氏の「ウラジオストック開発にプーチン政権が本腰」の記事を読みながら十年前にウラジオストックを訪れた日を想い出している。市内のレストランでジプシーが唄うロシア民謡に耳を傾けながら食事をした。明日は日本に帰国する。苛酷な十日間のシベリア...
平井修一

1007 「情報源の秘匿」は許されない 平井修一

官僚を敵にした安倍総理は、官僚のチクリ攻撃、自爆攻撃により倒閣されてしまったが、報道ではこの間、チクリの情報源がまったく明らかにされてこなかった。「情報源の秘匿」を盾に、チクリ情報のうちのWhat以外の4W1Hがまったく不明で、チクリ情報だ...
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1006 小沢策略が日米同盟に損害 古沢襄

米国では民主党の小沢代表に対する批判が出ている。テロ特措法の延長に反対した姿勢が日米同盟に不要な損害を与えるという。主として知日派の学者たちが、この論陣を張っている。米政府内にも小沢氏に対する批判が広がっていて、東西冷戦中の米仏関係のように...
平井修一

1005 テロについての5つの誤解 平井修一

ワシントンポスト紙は9月11日、「テロについての5つの誤解」と題する論評を掲載した。掲載から6日間を経たが読者の関心は高く、アクセスランキングでトップを維持している。著者はアラン B.クルーガー・プリンストン大学教授で、「テロリストを生む社...
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1004 中国各紙が福田氏に肩入れ 古沢襄

中国がアジア外交重視の福田康夫氏に好意的なのは予想されたところだが、中国各紙は「福田ハト派、麻生タカ派」と決めつけている。中には麻生氏を”右翼的傾向”と断じているが、軽武装・経済重視主義の祖父・吉田茂元首相の孫として心外な批判であろう。安倍...
宮崎正弘

1003 ムシャラフ・ブッド密約? 宮崎正弘

来年一月総選挙。反米、反中、そして「タリバン擁護」のパキスタンは何処へ行くのかパキスタンは第二次大戦後、イギリスの人工的線引きによって現在の版図となったが、イラン寄りのバルディスタン地方は、スペインのバスクのように「分離独立」運動の動きが強...
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1002 感性の劇場型政治から脱皮を 古沢襄

私は半世紀以上、日本の政治をみてきたが、権力の座を駆け上がるドラマが、頂点に達すると坂を転げ落ちる衰亡のパターンに興味を持った。幾たびか、興亡のドラマを見続けると、新政権が出来た途端に、政権の座を去るシーンを思い描いてしまう。芸能界も同じで...
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1001 福田61%、麻生18% 古沢襄

読売新聞社の世論調査では自民党支持層の61%が福田支持、麻生支持が18%で国会議員のみならず党員・党友の間でも福田支持が圧倒的に多い結果が出た。麻生氏の地元九州でも福田50%、麻生26%。福岡県連では党員・党友による予備選挙を予定していたが...
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1000 政権は長きをもって尊しとせず 古沢襄

三日ほど前の夜に入院中の安倍首相の容態が急変したという情報があって暗澹たる思いに駆られた。翌日になって根拠のない永田町情報と分かってホッとしたのだが、安倍首相は参院選の最中も点滴を受けながら頑張っていたのは本当らしい。安倍首相は理念型の政治...