四月末、あるテレビ局の企画で〈日本の情報組織のあり方〉について議論した時、私は、対外情報の権威であり、公安調査庁の幹部だった菅沼光弘さんに問うてみた。
「日本には肝心な情報はないと言われてきた。これでは独立国として一人前の外交も、国土の防衛もできない。戦後、日本はなぜ貧弱な情報小国に甘んじてきたのか」
と。菅沼さんの答えは、「ああ、それは憲法のせいでしょうね」
と簡潔だった。現行憲法の平和主義は、憲法さえあればいつまでも平和でいられるという幻想を生んでしまった。戦争を放棄して戦力不保持をうたい、〈平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して〉(憲法前文)いるのだから、他国が侵略してくるはずがない。従って、他国の秘密を探るような情報活動なんか必要としない、となってしまう。
菅沼さんの答えは、そういう意味なのだろう。中国と北朝鮮の軍事脅威がしきりに言われるが、両国の情報を日本がどの程度深くつかんでいるか、まことに覚束ない。〈憲法のおかげ〉を口実に日々呑気に暮らしていていいはずがないのである。
今年の憲法記念日も過ぎてしまったが、改憲問題は議論があっても、もうひとつ熱を帯びてこないもどかしさがつきまとっている。衆参両院の憲法審査会が二〇〇七年の設置以来休眠状態にあったのが、昨年十一月初めて審査を開始したのは変化に違いない。
各党の改正案もボツボツ出ている。超党派の新憲法制定議員同盟も活動しているが、はずみがつかないのはなぜだろうか。
記念日を通過し、大型連休が明けると、もう憲法のことなど忘れたように、政治は消費税だ、原発再稼働だ、小沢問題だ、解散だ、と目先のことだけに明け暮れている。基本的なことはいつも議論の入り口だけですまし、後回しにされるのだ。
はずまない理由の一つは、改憲反対・護憲の世論が衰えていないことにあると思われる。政治家はそれが気になり、選挙が近づくと避けて通ろうとする。毎度のことながら、いまの政治家は骨がなく、保身的だ。
ところで、私が住む静岡県下では今年も五月二日付と三日付の二回、『朝日新聞』に改憲反対の意見広告(いずれも一面全部を使っているから、三日付の全国版なら広告代金は一千万円前後になるのではないか)が載った。掲載紙に『朝日』を選んだのは、同紙が護憲に好意的だからだろう。気になるのは意見の中身である。
◇防戦すら認めないのか あいまいな戦争の規定
まず静岡版で掲載された二日付から見ると、広告主は意見広告実行委員会とされており、県下七十一の〈九条の会〉の名前がずらり並んでいる。〈奥浜名湖九条の会〉とか〈伊豆市女性九条の会〉とかである。
〈武力で平和はつくれない〉
の大見出しがあって、全面に極小の活字で個人名が印刷されている。募金に応じた五、六千人とみられるが、とても数えられない。改憲反対の理由は、
〈震災、原発問題のかげで、憲法や平和をめぐって重大な事態が進んでいます。自民党は災害対策に名を借りた非常事態条項の導入や九条二項の削除、集団的自衛権を盛り込んだ憲法改定案を作成しました。いくつもの政党・政治団体が同様の主張を行っています。憲法を変えて戦争をする国にしてはいけない。戦争につながる改憲に反対します〉
ということだ。
この論理が理解できない。自民党案は戦争放棄をうたった九条一項は残し、戦力不保持の二項を改めて、自衛隊を〈国防軍〉、つまり正式の戦力、軍隊として認知するとしている。あいまいな性格のままでは、国を守る武装集団として機能しにくいという考えだ。当然である。
ところが、〈九条の会〉は逆にそれが戦争につながるというのだが、よくわからない。戦争を仕掛けることはしないが、侵略されかけた時、防戦のため戦火を交えることは当然ある。自衛戦争である。それも戦争として否定するのか、肯定するのか、戦争の規定が不明だ。それとも無抵抗主義というのなら、平和と国民の生命を軽んじる思想で、論外だ。
次に三日付のほうは、市民意見広告運動が広告主で、賛同金を拠出した人が五千二百八十六人だという。
〈いのち 殺すな・殺されるな〉
が大見出し。全面さまざまな字体の〈命〉の文字で埋められている。こちらは同じ改憲反対でも情緒的な二日付と違って、主張が明快だ。
(1)日米安保条約を終了させ、米国・東アジア諸国との新しい安全保障の仕組みをつくる。
(2)自衛隊を段階的に縮小・解体し軍事予算を廃止する。新しく災害救助隊をつくる。
仮に攻められても、抵抗手段を持たなくていいということだから、明快だが、かつて旧社会党が唱えた非武装中立論である。非現実的で、国民の安全は到底保障できない。見出しのうち、〈殺すな〉はだれも異存ないが、〈殺されるな〉は自衛隊解体によって、その恐れが増すことになる。それでも構わないということなのか。
二回の意見広告の賛同者は合わせて一万人ほどで、それだけでは微々たる数とも言えるが、共鳴者はかなりにのぼるとみていい。私も学生時代は反安保で非武装中立論だった。当時を振り返ってみると、次のようなことを論拠にしていたと思う。
軍隊を持ってしまうと、専守防衛のためと言いながら、米国が主導する戦争に巻き込まれ、それが侵略的な性格を帯びることもある。朝鮮戦争、ベトナム戦争なども、日本は後方支援を担当し、一歩間違えば直接参加の恐れもあったのだ。だから平和維持は外交努力専一でやるべきだ、と。確かに巻き込まれる恐れはいまもないわけではない。
しかし、外交は防衛力の裏打ちがなければ貧相なものになることを戦後のさまざまな経験から知ることになった。そろそろ平和ボケのぬるま湯から出る時だ。
<今週のひと言> 一人いるなあ、厄介な人が。
(サンデー毎日)
杜父魚文庫
9719 『朝日』に載った改憲反対の意見広告 岩見隆夫
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コメント
戦争は青天の霹靂の如く突如として起こるものではない。軍事行動の前には、必ず外交的な前哨戦がある。この時点で、武力の全くない国あるいは絶対に(死んでも)武力を使用しない国は、押されっぱなしになり、相手の言い分を全て受容するしかなくなる。(孫子の言う如く、戦いをせずに勝つのがベストである。)中国、北朝鮮、韓国、ロシア等々、現に、既に「無理を通せば道理引っ込む日本」となりつつある!
「攻めてきたらどうする、攻めてくるはずがないヨ、誠心誠意話をすれば、、、、」という低レベルの論争は困る。
攻められないように、かつ、”普遍的価値”をならず者国家に堂々と教育できるような そういう国になるにはどうしたらよいかを 先進国として考えるのが日本の役目である。それくらいの気概を以て、憲法を改正すべきである。
岩見先生に
徴兵制度
徴兵制度を敷いて兵隊座禅を修行さすと良いのだ、禅は慈悲の心を作るので、自分から戦争をすることはない、武器が持っていても、平和を遵法する戦士が戦争はしない、今のように臭いものに蓋をする様な態度では、間違った方向に行く事になる。
昔の武士が刀を放棄してから、自己責任も放棄して、無責任な人間を作ったのである。彼等はほとんど刀を使用する事はなかった。
アメリカでは銃による殺人が至るところで行われているが、カナダでは銃の所有者は多数いるが、ほとんど殺人が犯していない。コスタリカが中立宣言をしたが、戦乱の多い周辺部の国の戦争を仲介したそうだか、その後周辺部に戦争がなくなったそうだ。
結局は指導者の問題である、日本も石橋湛山総理の時は、日本はリ-ダシップ取っていて、米ソの冷戦が収まったのである。
憲法はない方が良いのだ、明治以前は憲法はなかったが、上手く行っていた、憲法が出来てから日本は駄目になった。憲法に頼り、自己判断を失ったからである。
急いで書いたので不十分ですが、参考になれば、
タバコの害
タバコの害は医者の説で、化学的な根拠が何もない、江戸時代には97パ-セントもタバコを吸っている人がいた。
肺ガンがマンエンをしたということは聞いたことはない、肺ガンの原因は過食と空気の汚染とストレス、洋式便器である。
例
医者もタバコを吸わない人と、吸っている人の平均寿命を比較したらどうだ!
医学的統計もないのに医者たる者が、思いつきで、タバコはガンの原因を言うのは何の根拠もない、医者にたばこを喫煙して、何故このように健康で長生きの人がいるか、証明して欲しいものだ。
あなたの近所でもたばこを飲んでいる人が、ガンで実際に死んだ人を見聞きするか?
114才まで生きた泉千代之助さんや、金さん銀さんもタバコを飲んでいたが、100才以上生きたし、結構長命である。
私の友人で二人が肺ガンであったが、一人は医者の言うこと聞きなくなった、一人は私の説明で完治した。
病気の原因も知らない竹の子医者が、病気を治すことが出来ないのは当然である。
話題
NHKで100才の人の表彰をしていた時に、確か三遊亭古今治?司会していた時だが、100才のおばあさんが、「私は表彰を受けるために壇上に上がっている時も、タバコが喫煙したいがよろしいか?」質問すると、三遊亭古今治、「それは大丈夫だが、おばあさん、沢山タバコをのんだら、身体に悪いよ」言うと、「おばあさんは、そう言って忠告してくれた医者は、皆死んだよ」言った。
その件は三遊亭古今治が別番組の中で、話しているのを、私は見た。タバコに害があるなら、もっと、彼女も若くして死んでいる。
その他市川昆やチャ-チルもヘビ-・スモ-カ-であったが、ガンでは死んでない、長命なのは根拠がある。
タバコと呼吸の関係
タバコを吸って、長く吐き、止める呼吸は、ヨ-ガや禅でもっとも良い呼吸法で、タバコを喫煙することは、ヨ-ガの呼吸法と同じである。
息を止めることは、蓄気して気『エネルギ-』の補充なるのだ、タバコのブレンダ-(タバコのテストパイロット)は病気なった人は、聞いたことはないし、若し、次から次に病気になると組合問題になるが、いまだにそのような事実を聞いたこともないのだ。
タバコを喫煙すると、吐く時に下腹部を凹ますから、下腹部の脂肪が無くなり、呼吸と一緒に体内の老廃物を出してしまうので、健康によいのだ排泄力を増し、ガンを逆に防いでいる。
又、小食になり、肥満を防止しするのだ。『ガンになる人は、間違いなく、過食の人で、過食のために老廃物を排出が出来ないので、体内に老廃物(ゴミ)が溜まり、ガンになる。
受動喫煙
又、他人が喫煙をした、タバコの煙を吸う被害だ、人が喫煙した煙を吸っても害がない。
煙(活性酸素)は強い殺菌作用があるから心配はない、お寺で線香の煙をかぶり、また魚屋さんの店頭で盛んに煙を焚いているのは殺菌しているのだ。
仏壇に上げる線香は家を殺菌する先祖の英知だ。たばこはインフルエンザやハシカの強い敵で、人間の健康の味方なのである。
活性酸素の殺菌力
タバコがガンの原因という間違った説で、医者がタバコに責任をかけるのは、ひどいことだ、喫煙よりも『食べ過ぎに注意しょう』と言う、この方がガンを減す。
ニコチンはより殺菌力を強くしているのだ、ニコチンの臭みがいやなら、味噌汁を飲むとよい、以前には煙管の掃除を味噌汁でやっていった、医者をいい加減なことを言って、ガンを増やすな、益々ガンが増えているぞ!!!!
タバコをやめて死ぬ。
私の知っている人がTさん、男性であるが、太っていたが、藪医者と奥さんのすすめで、タバコ