15269 反対派“再選”政府の本音は   古沢襄

■自民敗北で影響を警戒
<普天間基地の辺野古への移設が争点となった名護市長選挙は、移設反対派の稲嶺進氏が再選を果たしました。(政治部・足立直紀記者報告)
(Q.政府は、移設の手続きを予定どおり進めると強気だが、本音は?)
政府は、今回の敗北はすでに織り込み済みでした。そこで、去年の暮れのうちに仲井真知事から埋め立ての承認を取り付けておきました。
ただ、稲嶺市長の言う通り、工事を進めるのに必要な漁港の利用や特殊車両の通行などについて名護市が認めない場合には、不服申し立ての手続きを取ったり、訴訟に持ち込むなど法廷闘争が必要になる事態も想定しています。
その場合、当然、時間がかかり、普天間基地の移設スケジュールにも遅れが生じることになります。政府としては、「辺野古への移設が抑止力を維持しながら普天間基地の危険性を取り除く唯一の解決策だ」と訴えながら、とにかく淡々と作業を進めていく方針です。
(Q.23日の告示を前にして、東京都知事選で政府・自民党、どう受け止めている?)
19日の名護市長選と南相馬市長選だけではなく、去年の福島市長選など福島県で行われた複数の市町村選挙でも自民系は敗北を喫しました。
そして、来月には東京都知事選、11月には沖縄県知事選と重要な知事選挙を控えているだけに、自民党内には影響は広げたくないという警戒感も出ています。
ただ、名護市長選だけは別だという見方が大勢です。辺野古の埋め立て申請を仲井真知事が承認し、自民党の沖縄県連が県内移設容認に転じたことに対する猛反発のさなかの選挙だったこと、さらには保守系の候補の一本化が難航したこと、そして公明党が自主投票に回ったことなど様々なことが敗因とみています。
自民党内には、そうした中にしては善戦したという評価が広がっていますが、沖縄県知事選に影響しないように慎重に辺野古への移設作業を進めていく方針です。(テレビ朝日)>
杜父魚文庫

コメント

タイトルとURLをコピーしました