未分類 69 魯迅の故里を訪ねて 吉村圭次郎 今年の3月、中国・杭州、紹興の両市を旅行し、魯迅の生家を訪ねてきた。杭州市は中国十大風景名勝の一つ「西湖」があまりにも有名だが、さらに、海水の大逆流現象で人気を集めている浙江省第一の河、「銭塘江」がある。そして、これまた十大名茶の一つ「龍井... 2006.07.24 未分類
未分類 68 遠きにありても 渡部亮次郎 ふるさとは遠きにありて思ふもの、と歌った金沢出身の作家室生犀星はなぜ「そして悲しく歌うもの、たというらぶれ異土のかたいとなるとても かえるところにあるまじや」とうたって嘆いたのだろうか。高校で国語の先生は多くを語らなかった。最近はお盆や正月... 2006.07.24 未分類
未分類 67 明日もコロッケ 渡部亮次郎 ポスト小泉のため、大宏池会の結集を目指す政治家の面々は夜な夜な赤坂の料亭に集まり、コロッケと握り飯で語り合っているらしい。読売新聞が2006年7月23日の紙面で報じた。とはいえ、コロッケもまた田舎少年には東京で合って初めて知る「おかず」だっ... 2006.07.24 未分類
未分類 66 バイカル湖・青海湖・ウブス湖 古沢襄 北アジアや西アジアの歴史に魅せれた私は、中国西北部の詳細地図を書斎に飾っている。それを見ていると遠くイランの地から、草原を渡ってシベリアのバイカル湖まできた古代トルコ民族の姿が浮かんでくる。バイカル湖には二度、訪れたが、インド北部を目指して... 2006.07.23 未分類
未分類 65 A級戦犯の靖国合祀を検証 古沢襄 記憶だから定かではないが、A級戦犯が靖国神社に合祀されたのは、1978年10月か11月のことではなかったか。大平内閣の時代になる。その二年後に大平首相は総選挙の最中に東京・虎ノ門病院で急死している。中曽根内閣以降、「いわゆるA級戦犯合祀には... 2006.07.23 未分類
未分類 64 政界の一寸先は闇 古沢襄 「麻垣康三なんてマスコミの虚構だよ」と言い続けてきた福田元官房長官が予想通り総裁選に不出馬の表明をした。折り込み済みだったから格別の感想もない。これで安倍官房長官の独走が約束された様なものである。問題は安倍に対抗する非安倍候補がいるか?とい... 2006.07.22 未分類
未分類 63 強腕・小沢代表の手腕は? 古沢襄 あまり話題になっていないが、九月二十五日に行われる民主党の代表選挙で、投票権を持つ登録党員・サポーターは約二十四万五千人(五月末現在)、昨年よりも約十万人も増加している。この都道府県別内訳が民主党の内部資料としてある。小沢代表が再選されるの... 2006.07.22 未分類
未分類 62 金正日の行方 古沢襄 北朝鮮の金正日国防委員長が、このところ公式行事に一切姿を現さないことがいろいろな憶測を招いている。軍によって軟禁状態にある説、ロシアに保護されている説、北朝鮮北東部から列車でロシアに向かったという目撃情報、中国指導部との決定的な不和説などが... 2006.07.22 未分類
未分類 61 「ウエット」と「ドライ」 古沢襄 サッチャー回顧録を読むと「ウエット」という言葉が何度も出てくる。ダウニング街の主となり「鉄の女」といわれたサッチャー首相は、英国病に陥ったイギリス経済の再生に政治生命を賭けたが、それの抵抗勢力となったのは、保守党内外の「ウエット」たち。広辞... 2006.07.21 未分類
未分類 60 シベリアのソバ畑 古沢襄 ソバといえば日本固有のものだと思っていた。信州で少年時代を過ごした私は讃岐ウドンよりも戸隠ソバが好きだ。小諸郊外のパブリック・ゴルフ場によく出かけた私は、帰りには必ず小諸市内の名物ソバ屋に立ち寄った。信濃毎日新聞社の旧友が教えてくれた店だが... 2006.07.21 未分類