■ウクライナ危機でロシア非難-ケリー米国務長官
< 【ワシントン時事】ケリー米国務長官は29日、ロシアはウクライナに介入することで「中東欧の安全保障上の景観を変えようと企てている」と指摘し、ロシアの目的は欧州の既存の秩序を覆すことだと警鐘を鳴らした。ワシントン市内で行った講演で語った。
長官は、北大西洋条約機構(NATO)に加盟する旧東欧諸国がロシアの膨張に懸念を深めていることを踏まえ、「NATOの領域は寸土といえども守り抜く」と表明。さらに、NATO域内に限らず「世界を導く規範が問われている」と訴え、主権の不可侵の原則を守るためにも妥協はできないと述べた。(時事)>
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