加瀬英明

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6128 武を否定した怯懦な文化国家 加瀬英明

菅政権のもとで、普天間基地の移設問題が迷走し始めた。政府は日米間で普天間基地の名護沖合の代替施設の工法について、8月末までに決めるという合意が行れたのにもかかわらず、11月の沖縄県知事選後まで見送るようである。沖縄県知事選といっても、鳩山内...
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6017 政治は国民の土壌から生まれる 加瀬英明

私は今回の参院選挙で、国民がしらけていたと思う。マニフェストといって、舌足らずな外国語で呼ばれるようになった選挙公約は、不信感しか招かなかった。民主党と自民党の大政党が光彩を失い、新党にはそれぞれ魅力があったろうが、力不足だった。 私は国民...
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5886 ワシントンで知る 鳩山前総理と日本の存在感 加瀬英明

私は鳩山首相が辞任したというニュースを、ワシントン滞在中に知った。翌朝、地元紙の『ワシントン・ポスト』を手に取って、眼を一面に凝らしたが、鳩山首相が辞めたという記事がなかった。めくってゆくと、八ページ目になってようやく報じられていた。このと...
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5281 中国を正しく知ろう、歴史に学ぼう 加瀬英明

中国が眩しく輝いているように見える。中国経済が巨大化しているために、東南アジアの国々が中国へ草木のように靡いている。日本でも、小沢一郎与党幹事長が数百人の群臣を率いて、北京へ朝貢したことは記憶に新しい。中国が勢いを増して、まるで「すべての道...
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5230 日本の流れが変わりつつある  加瀬英明

いま、日本人の精神のありかたが、変わろうとしている。日本はあきらかに勢いを失っている。日本では、”バブル”と呼ばれた経済が破綻してからというものの、「失われた10年」とひろくいわれた。 ところが、その後も経済がずっと低迷して、10年が「失わ...
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5011 ほとんどの人々が環境破壊による危機直面を信じている 加瀬英明

昨年の十二月に世界の首脳がコペンハーゲンに集まって、国連気候変動枠組条約第15回締結国会議(COP15)が開催された。COPはデンマークのコペンハーゲンだ。この前の二回は一九九二年にブラジルのリオデジャネイロと、九七年に京都で行われた。この...
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4829 天動説と地動説  加瀬英明

世界は2010年代に入った。先進国に住んでいる私たちは、暗い不況のトンネルのなかを進んでいて、つぎの十年を展望すると、明るい未来を描くことが難しい。それにしても、この10年のあいだに世界がなんと大きく変わったことだろうか。2000年が明けた...
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4752 鳩山内閣成立の意義 加瀬英明

「反自民」に「反米」を加えた民主党は「政権交代」の四字を叫ぶことによって、自民党政治に倦んでいた選挙民心理をとらえて、政権の座を獲得した。そのために、鳩山政権が発足すると、政策がすべて「反自民」に基づくものとなっている。政権発足とともに日米...
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4439 鳩山内閣が登場して 加瀬英明

鳩山内閣が登場してから、普天間基地の移設問題をはじめとして、日米関係が険しいものとなっていたが、訪日したオバマ大統領と鳩山首相との会談は波風をいっさい立てずに終わった。というより、実質をまったく欠いたものだった。鳩山政権が日米同盟の枠組を大...
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4438 中華料理考 加瀬英明

鳩山政権が発足して以来、鳩山首相の〃アジア志向〃がアメリカ離れをはかっているとして、アメリカの神経を逆撫でしている。鳩山首相は「過剰な対米依存」を正すとともに、アメリカと「対等な関係」を結ぶと説いてきた。もっとも、いまだもって何が「過剰な対...