2007-05

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583 「凍頂烏龍茶」と「梨山高山茶」 古沢襄

ロンドンで本場のダージリン紅茶を喫して以来、その歴史を調べてみる気になった。素人考えながら、インド東北部の標高1000メートルから2000メートル地帯で、霧が発生するところが、茶葉にとって適地だという程度の知識はある。だが、紅茶の歴史はもっ...
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582 勇将・村上義清の登場 古沢襄

NHKの大河ドラマ「風林火山」で北信濃の勇将・村上義清が登場した。不敗の武田晴信(信玄)に二度まで土をつけた猛将なのだが、歴史上の人物としては、あまりまともな扱いを受けていない。山本勘介が実在したのか、定かではないのだが、実在した真田幸隆を...
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581 売春防止法の成立 渡部亮次郎

日本の国会で売春防止法の成立したのが昭和31(1956)年5月21日である。私は大学3年生だった。内閣は第3次鳩山一郎内閣。この法律は2年後の58年4月1日から施行され、日本から営利売春は無くなったことになった。誰が信じる?それよりも法律の...
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580 江戸時代の生活彷彿 一ノ瀬綾

最近は江戸ブームだという。そのせいではあるまいが、私の住む江東区にも「深川江戸資料館」が誕生した。オープンしたのは一九八六年の十一月だが、予想以上の人気らしい。テレビで紹介されたそうだが私は見なかった。江戸ブームというのが、懐古趣味めいてい...
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579 銀座の柳 吉田仁

  見渡せば柳桜をこきまぜて    都ぞ春の錦なりけるいまは,この素性法師の歌にあるような,桜と妍を競った柳に春の風情を感じるという繊細な時代ではない。銀座に柳通りという道がある。中央区役所で聞いた話では,銀座通りとまじわる狭い裏道の両側六...
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578 江戸幕府の粋な庶民表彰のはなし 中島満

ぼくは中野区の沼袋というところに住んでいるが、歩いて数分のところに眼病に効くと知られる新井薬師のお寺さんがある。その参道のちょうど入口近くにある「浜田とうふ店のことを、味探検第34回で書いた。浜田豆腐店のこと・・・10数年前に引っ越してきた...
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577 人民文庫の二世たち 古沢襄

戦前の昭和文学史で同人雑誌『人民文庫』の存在は時代を超えて光芒を放っている。作家高見順は名著『昭和文学盛衰史』のなかで、『人民文庫』が創刊されたのは、昭和十一年三月のことで、その創刊号の原稿が揃った十日ほどあとに二・二六事件が勃発したと回想...
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576 三十光年の愛 吉田仁

うち曇る空のいづこに星の恋杉田久女の詠句。久女は俳誌「ホトトギス」を主宰した高浜虚子に認められ,“足袋つぐやノラともならず教師妻”という句で知られる。“炎の女”とも呼ばれる。掲句は“星の恋”が季語で,七夕のこと。星祭りともいう。季は秋だが,...
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575 土の匂いを伝える 古沢襄

春の陽気に浮かれたわけではないが、久しぶりに浅草にでて隅田川沿いの散策した。東京に生まれ、東京で育った私だが、地方と都会が混然としている様な不思議な街・浅草に惹かれる。子供の頃、両親に連れられて隅田川のポンポン蒸気によく乗せて貰った。川下り...
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574 猫の爪 一ノ瀬綾

私は現在、牡のシャム猫と暮らしている。同居して六年以上。住まいは一DKのマンションなので、当然規則違反である。私だけでなく、都会の集合住宅には、想像以上の違反者がいて、犬猫が内緒で飼われている。私は一人暮らしの淋しさと、生来の猫好きから我慢...