加瀬英明

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3112 農業は国の基・豊かな国土を生む 加瀬英明

平成17年の国勢調査によれば、日本で20歳以上の選挙権を持つ有権者の総数は、1億人強だった。その後も少子化が容赦なく進んでいるから、今日では19歳以下の国民が人口の20%を割っていよう。日本の将来が暗い。日本が閉塞感にとらわれるようになって...
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3023 日本の時代がやってくる 加瀬英明

日本ほど世界のなかで、美意識が発達している国はない。日本は19世紀後半から、ヨーロッパ美術界に深奥な影響を及ぼした。ジャポニスムとして知られるが、ルノワール、ピサロ、ロートレック、ドガ、モネ、ゴッホ、ゴーギャン、ロダン、ムンクなど、おびただ...
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2979 護衛艦がようやくソマリア沖に 加瀬英明

海上自衛隊の護衛艦『さざなみ』と『さみだれ』の二隻が、海賊に対する警備行動に従事するために、呉基地から乗組員の家族が見送るなかで、アフリカのソマリア沖を目指して、錨を揚げて出航することとなった。すでに、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、...
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2918 漱石の異性に対する羞恥心 加瀬英明

夏目漱石は1867年2月9日に、生まれた。睦仁親王が践祚し、明治天皇になられた年と同じになる。漱石は恋多き男だった。23歳の時に親友の正岡子規に宛てた手紙のなかで「女の祟りか此頃は持病の眼がよろしくない(略)廿四時間中都合三度の睡眠也(なり...
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2914 救世主としてのオバマ・バブル人気 加瀬英明

オバマ大統領の就任式と祝賀パレードの様子を、テレビで観た。アメリカ全国からだけではなく、世界各地から二百万人以上の大群衆が集まったと、解説していた。まるで、ワシントンがディズニーランドか、「オバマランド」になったようだった。テレビ中継を観た...
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2711 米中で日本を共同管理? 加瀬英明

冷戦が終わってから、二十年になる。冷戦は民主主義と共産主義の対決だったとされている。だが、そうだったのだろうか。ニクソン大統領が一九七二年二月に訪中して、米中が手を握った。私はその時に、冷戦が民主主義と共産主義の対決であるというのが、虚構だ...
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2678 男の道は、金も名誉も他人のこと 加瀬英明

月刊誌『自由』が創刊五十周年の本年二月号で、廃刊となった。私は三十年も前のことになるが、竹山道雄先生のあとを継いで同誌の編集委員会代表を、その後つとめてきた。一つの闘いが終わって、感無量である。最終号の私のコラムを、次のように認めた。石原萠...
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2677 オバマ大統領誕生までの歩み 加瀬英明

私はマケイン上院議員が次期大統領として選出されることを願っていたが、いまになってみれば、オバマ政権のほうがよかったのかもしれない。九月にウォール街から金融恐慌が始まって、アメリカが深刻な不況に陥ったことが、アメリカ国民が共和党から民主党へ政...
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2560 日本は世界最古の君主国家 加瀬英明

今上陛下の御即位二十年を仰ぐ幸せを、全国民とともに喜び、分かち合いたい。先帝が崩御された時に、私たちは底知れない空虚感にとらわれた。その悲しみはいまでも消えることがない。しかし、日本は悠久の歴史から受け継いできた活力を、衰えさせることがなか...
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2471 戦前から体質が変わっていない 加瀬英明

もう二十年以上前のことになるが、日本新聞協会の標語に、「新聞が守る何でもいえる国」というものがあった。今日でも、これは嘘である。航空自衛隊の田母神俊雄幕僚長が「日本は侵略国家ではなかった」と主張する論文を、個人の責任において発表したところ、...